災害が発生した地域では、ボランティアによる活動が被災者の生活の再建に向けて欠かせない大きな力となります。大規模災害では、市内のボランティア以外にも市外・都外からのボランティアが駆け付けてきます。「災害ボランティアセンター」は、支援を必要とする人とボランティアを結び付けて、ボランティア活動を効率よく進めていく役割を担うだけでなく、被災者の生活の復旧・復興に向けて支援します。市内で災害が発生した場合は、あきる野市社会福祉協議会(秋川ふれあいセンター内)に設置されます。
また、日頃から災害時を想定した災害ボランティアセンターの設置訓練、災害ボランティアの活動訓練、災害ボランティアの養成などの事業を行っています。
被災者が生活する上で困っている事(被災者ニーズ)の相談を受付けます。また、被災地域を直接訪問し、被災者ニーズの収集に回ります。
災害ボランティアセンターが設置されたことを市内外に発信し、活動を希望するボランティアの受入れを行います。
被災者の要望に合わせて活動調整し、ボランティア活動がスムーズに行えるように支援します。
令和3年2月20日(土)に、災害ボランティアセンター設置・運営訓練を実施しました。
当日は、新型コロナウイルス感染症の影響により、登録ボランティアの皆さんや関係団体を招いての訓練が出来なかったので、本会職員のみで対応しました。
今回の訓練では、「あきる野市災害ボランティアセンター設置・運営マニュアル」に基づき、運営の動きの確認を行うとともに実際にスタッフ側、ボランティア側と分かれ流れの実践をするなど、センター運営に関わる動きの周知と確認をしました。また、新型コロナウイルス等の感染症流行期の設置・運営も視野に入れて、感染防止対策についても意見を出し合いました。
今回の訓練で、出された意見や課題等を生かし、被災者の復興支援がスムーズにできるよう、引き続き講座や訓練に励んでいきたいと思います。
災害時にあきる野市災害ボランティアセンターのスタッフとして協力してくださる方を募集しています。興味のある方は、あきる野ボランティア・市民活動センターにご連絡ください。
〒197-0812
東京都あきる野市平沢175番地4
TEL 042-595-9033
FAX 042-559-3561