(目的)

第1条　この要綱は、高齢者や障がい者及びその他の事情により在宅で援助を必要とする世帯に、市民の協力を得て有料でサービスを提供すること(以下「有償家事援助サービス」という。)により、安心して暮らせる福祉のまちづくりに寄与することを目的とする。

(実施主体)

第2条　有償家事援助サービス事業の実施主体は、社会福祉法人あきる野市社会福祉協議会(以下「本会」という。)とする。

(有償家事援助サービスコーディネーターの設置及び職務)

第3条　本会に有償家事援助サービス事業コーディネーター(以下「コーディネーター」という。)を設置する。

(サービスを受けられる世帯)

第4条　サービスを受けることのできる者は、市内に住所を有し、本会の会員で次の各号のいずれかに該当する世帯とする。

(サービスの内容)

第5条　サービスの内容は、次の各号のとおりとする。

(サービス提供日及び提供時間)

第6条　サービスを受けることのできる日及び時間は、次のとおりとする。ただし、会長が特に必要と認めた場合は、この限りでない。

(サービス提供範囲)

第7条　サービスの提供範囲は、原則としてあきる野市内とする。ただし、会長が特に必要と認めた場合は、この限りでない。

(利用世帯の決定等)

第8条　サービスを受けようとする者(以下「申請者」という。)は、事前に有償家事援助サービス利用申請書(様式第1号)を会長に提出するものとする。

(利用料)

第9条　サービスを受ける世帯は、30分未満500円、30分以上1時間未満1000円、1時間以上は30分を増すごとに500円を加算した額の利用料を本会に納めなければならない。

(協力員の資格)

第10条　協力員は、満18歳以上の者で、社会福祉及びこの事業に理解と熱意をもち、本会に登録したものとする。

(協力員の謝礼)

第11条　協力員の謝礼は、30分未満350円、30分以上1時間未満700円、1時間以上は30分を増すごとに350円を加算した額とする。

(協力員の義務)

第12条　協力員は、次の各号に掲げる事項を守らなければならない。

(協力員の資格の喪失)

第13条　協力員は、前条各号に掲げる事項に違反したときは、協力員としての資格を失う。

(協力員の研修)

第14条　協力員に対する研修は、会長が必要と認めたときに適宜行うものとする。

(委任)

第15条　この要綱に定めるもののほか、必要な事項は、会長が別に定める。