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活動報告 ACTIVITY

第2層生活支援コーディネーターを取材しました

広報紙「あいネットあきる野」192号(令和7年9月発行号)の2面「社協パレット」にて、『生活支援コーディネーター』(通称:SC)の事業を紹介しています。
記事の作成にあたり、令和7年度から配置されている第2層SCの3人に取材をさせていただきました。
配置からおよそ6か月が経過した今、SCはどのような活動をし、それぞれの担当地域をどのようにしていきたいのか・・・
本取材から見えるSCの思いや、これからのあきる野市について、共に考えていきましょう。

■第2層SCの役割について教えてください

より地域に根差した支援を行うため、3圏域に分かれて、活動の場や生活支援サービスの情報収集及び発信をしたり、様々な課題を住民の皆さんと解決できるよう、ネットワークづくりや地域づくりのお手伝いをしたりします。

■地域の現状や活動状況、課題について

女性の参加者が多く、様々な活動を掛け持ちしている方もいて、活発な印象を受けています。
東部圏域には、雨間ほっとや悠歩クラブをはじめとする、町内会・自治会関係なく活動している団体が複数あります。吹き矢サロン、輪投げサロンも立ち上がりました。
しかし、地区によっては活発でない場所もありますので、これから新たな活動の場を築いていきたいと思います。
男性の活動者が少ないですね…。
中部圏域は、町内会・自治会の活動が盛んです。それが影響しているのか、サロンの数などは他の圏域よりは少ないかもしれません。
ですが、お店の2階で集っていたり、コープみらいによる「みらいひろば」の開催があったり、サロンを立ち上げたいという方もいます。
地域の特性に合った活動の場を、住民の皆さんと模索しながら広げていきたいと考えています。
西部圏域はとにかく広いです。山間部ということ、高齢者人口が多いということもあり、交通不便なことが1番の課題だと思います。
古くからのお付き合いも多く、また土地柄なのか、集まる場所はあります。ただ、地区によって活動に差があるように感じています。五日市駅前や戸倉地区に集まる場所が多いです。
今後は、活動頻度を増やし、地域の皆さんがいつでも参加できる場所となるようにしていきたいと思っています。

■どのように地域と関わっていきたいですか

何かあったときに、1人で抱え込まず、思い出してもらえるような人になれたらうれしいです。
そのために、たくさん地域に出て、たくさんの方と出会い、皆さんにとって身近な存在になれるよう努力します。
黒子のように、住民同士を繋げられる人になりたいと思います。
SCが必要ないくらい活性化するとうれしい。
困りごとなど、1番最初に「相談してみよう」と思える存在になりたいです。

■今後のビジョンを教えてください

今、各圏域に1人のSCがいますが、各地域に、一緒に地域づくりができる人がいると心強いなと思います。ミニ協議体のようなものができ、同じ思いを持つ仲間たちが増えると、それぞれの地域の活性に繋がると思います。
通所サービスC(短期集中予防サービス)のあとに繋がる環境づくりが必要だと考えています。
また、体操のサロンや多種多様の集まりの場を増やしていきたいです。
自発的にやることへのアプローチを心がけていきたいと思っています。
これにより、つながりも増えると思う。地域住民の皆さんと一緒になってやっていきたいです。
   配置されたばかりの第2層SCの3人ですが、共に情報共有しながら、地域のために考え、行動している様子が印象的でした。
今後の皆さんのご活躍を期待し、改めて取材したいと思います。